明治三十年十二月十五日
北部内豊岡支教会部内整理上に付、高井猶吉と山中彦七の両名出張の願

さあ/\尋ねる事情、それ/\所々、さあ/\見るに見られぬ処、万事さしづという。皆その通りにせぬ。一時立ち越す。一寸事情には日柄遅れ切って/\ならぬから、万事の処に曇りが掛かってこうなる。出越す処は善い理である。どうで一つ運び難くい。これから一つしっかりという理が治めたら、追々又随いて来る。今一時鮮やかという理は、一寸には治まらん。これ皆えいわ/\と言うて遅れたる。錆てある。日が遅れ切り、どうもならん。しっかり聞き取らねばならん。皆々それ/\よく聞き分け。

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