明治三十年十二月十一日
本席御身上願

さあ/\尋ねる事情/\、まあこれまでというは、些か気分が悪いという。これまで時々諭してある。刻限にも諭してある。これまで違う事情は諭してない。長い短いめん/\それ/\、心から取り替えるなら、変わらんさしづする。席の身上気分悪いと言う。気分悪いと言うても、それ/\の心休まして居る。ようこれ皆んな一時に耳に入り、心に治まるなら案じは無い。これまで計り難ないと言えば、淋ぶしいもの。ほんに取り違えて居たと思うなら、鮮やかしっかりしたものや。

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