明治三十年十一月二十九日
平安支教会長を板倉槌三郎に変更の上、龍田村元すみやへ仮りに移転願

さあ/\尋ねる事情/\、どうも事情によって、長々どうも事情によって、どうもさあ/\、ようこの一つ事情からのさしづをする。皆んなそれ/\善いと悪いとの理を分からにゃなろまい。分かりてあれば事情は無い。分かりてなけねば道とは言わん。万事一つの理も、案ぜる理も無い。これ一つ話掛かり、これ一寸したらどんな事でも治まる。分からんから治まらん事出来る。善いと悪いと分かれば、何も言う事無いもの。教には一つの理、一条の理、最初身上から一つの理もある。何か無しの理もある。これよう聞き分け。今一時尋ねる処、いかなる事と思わにゃならん。道というものは、誰も知らん者はあろまい。又、無い理は知ろまい。ほんの事情、皆んなそれ/\どうでも行こうまい。どうでもなろうまい。年々送りたる理は、これも諭さにゃならん。又一時尋ねる処、後々つい/\尋ねば、早く諭さにゃならん。今一時尋ねる事情、どうでもこうでも、見るに見られん、聞くに聞かれん道ばかりである。十分道計りて心得まで、十分道運んで、それより明らかな日。早く/\運んで見せにゃなろまい/\。
担任板倉槌三郎御許し願
それは何時にても、一つの理無けにゃなろまい/\。尋ね事情に許し置こう/\。それは何時にても、一つの理無けにゃなろまい/\。尋ね事情に許し置こう/\。
龍田へ移転する事情願
さあ/\まあ暫くの処、所変えにゃなろまい。どうも世界から何とも譬えられん事情である/\。この事情はどういう処から出る。皆心から出るのや。皆思事外れたる。続いて刻限知らしたい。刻限には書き取りの事情、どうもあれこれ/\、尋ね尋ねの事情に刻限諭さにゃならん。重々の理、あら/\後々事情、尋ね理に諭するによって、聞き分けてくれにゃならん/\。さあ/\まあ暫くの処、所変えにゃなろまい。どうも世界から何とも譬えられん事情である/\。この事情はどういう処から出る。皆心から出るのや。皆思事外れたる。続いて刻限知らしたい。刻限には書き取りの事情、どうもあれこれ/\、尋ね尋ねの事情に刻限諭さにゃならん。重々の理、あら/\後々事情、尋ね理に諭するによって、聞き分けてくれにゃならん/\。
同神霊を其儘遷すものや、又は幣を持って行て御遷り下さるものや願
さあ/\尋ねる処、それはどちらでもよい/\。所一つ事情さえ暫く改めたら、道理という理立って来る/\。急がにゃならん/\。さあ/\尋ねる処、それはどちらでもよい/\。所一つ事情さえ暫く改めたら、道理という理立って来る/\。急がにゃならん/\。
明後日出越す願
さあ/\どうで掛け合いの時は、どうかこうか事情あろ。道が違うからどうもならん/\。どんな事出したて、荒い事は要らん/\。さあ/\どうで掛け合いの時は、どうかこうか事情あろ。道が違うからどうもならん/\。どんな事出したて、荒い事は要らん/\。
平野楢蔵、松村吉太郎、板倉槌三郎三名出張願
さあ道理から今日の日、道に二つは無い。道の理は二つ無い。心は大きい持たにゃならん。あちらもそれ/\、こちらもそれ/\、どんな事あっても大きい声出すのやない/\。見証しが居る/\。案じる事要らん。道理に適わんからこうなる/\。道理曲げる事いかん。そこで、心に持って運ぶなら、直ぐと/\。さあ道理から今日の日、道に二つは無い。道の理は二つ無い。心は大きい持たにゃならん。あちらもそれ/\、こちらもそれ/\、どんな事あっても大きい声出すのやない/\。見証しが居る/\。案じる事要らん。道理に適わんからこうなる/\。道理曲げる事いかん。そこで、心に持って運ぶなら、直ぐと/\。

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