明治三十年十月二十五日
清水与之助身上十六日前より夜寝られず咳強きに付願

さあ/\尋ねる事情/\、身上事情ならん/\という。明日になりたら/\、思い思いどうも一時鮮やかならんという。尋ねる事情、これまでにもだん/\諭したる。そんならという理も治まり、皆々安心もさし、ほんに成程という。未だ一時身上という、ならんという、それ/\心だけの理は互い/\運びやい、こうしたさかいにどうという心は更々持たぬよう。明らか一つの理、世界も成程明らか一つの道、はた/\の処にても明らか一つそれから心をどんと据えて、大丈夫ともいう。それより未だ/\。

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