明治二十一年八月二十四日
村田長平身上に事情ありて願
さあ/\尋ねる事情/\、諭したる事情を以て、小人の処思い掛け無き小人の事情、どういう事情しいかり聞き取って、そのまゝにて一つ治めたる処、内々どういう事である。時々日々又々一つ実正思う処、中に一つの日々という。どういう事、こういう事が兄弟夫婦、又々暮らす中、どちらこっちにも掛かり事情、一つどういう事である。夫婦中妊娠一つ中、それ/\だん/\三才までの事情、三才までなか/\大抵、尋常なる者である。内々定める母思え。どういう事であろう。年を取りたる処、長らえて道筋、どんな所も、ほこりの中も通り楽しみ事情。身の障り案じる。内々事情夫婦の中、又々暮らす中、いんねんの事情、これより長らく、内々思うように行く。一つの理さしづ通り治めにゃならん。そこでよう聞き取って、小人にいつ/\も同じ一つの事情、何時なりと一つの席を許すによって、順序の理を治めてくれ。