明治三十年五月七日
柏原源次郎の願

さあ/\尋ねる処、事情もだん/\事情、成る成らんの理、成る理は何にも言う事は無い。一時見て居られん。それ/\の心一つの理の堪えられん。よう聞き分けて、所々元々こうという道の付いたる。十分という中に一つの理、これ一つの事情聞き取って、皆々それ/\まで諭し置く。一時成らんでない。治まる処にて治まる事情を以て、一つ/\運ぶがよい。

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