明治三十年三月三十一日
清水与之助身上に付部内事情願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ事情幾つも/\だん/\重なり、まあどうでもこうでも、日々掛かる処ありては忘れらゝせん/\。一つその中へ話して置く。皆銘々言わず語らず発散出来難ない。聞かすに聞かされん。明らかどうでもこうでも治めにゃならん。この道何処から付いた道か。よう聞き分け。聞き分けば明らか。世上幾重事情々々、成る成らん、何かの理持ち出し、この事情治め方/\、日々働き有るか無いか。どんな事言われてだん/\寄る世界見分け。内々どうもならん/\、どうもならん理を見てはならん、有りてはならん。万事心の道を繋げ。世上の道、心一つの道がある程に。よう聞き分け。この話したら、どんな思やん出るであろう。尋ね一条所々国々遠く、善き心持て。心戻る事情多分ありてはならん。三度まあ諭す。五度まで伝えた理は是非ないで。これだけ諭し置こう。

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