明治二十九年九月十九日
横山与八家内中身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\内々に一つ事情の理があり、どういう事であろう、いかな事であろうと尋ねて、一つどういう諭し貰う。心は真実心は真実であろ。内々事情の処よう聞き分け。内々も愛想尽かさんよう、この理聞き分け。どうと言うなら、人々心があるによって、内々満足はして居るやろ。なれど中に兄弟という世上という、よう思やんしてみよ。一寸世上あちらこちらうっとしいようなものなれど、うっとしい中晴れる日がある。内々事情ありて尋ねたら、こういうさしづありたと将来心治め。内々多くの中他の中聞き分け。聞き分けば、その日/\に治まる。これ一つ諭し置くによって、ようく聞き取りてくれるよう。