明治二十九年五月十五日
向井儀平身上願
さあ/\身上以て身上尋ねる。身の処事情いかなる処尋ねる。さあ/\一時事情どうも何とも計り難ない事情、よく聞き分けて、十分諭して、事情はたんのう諭してくれ。どういう理でなる。一時心定めて改め。又一つから、どういう事、皆々それそれよう聞き分けにゃ分かり難ない。一つ諭しよう。どうでもこうでも/\心も改めてくれ/\。どういう心改めるなら、何でなる。これだけ通り運び、辺所どういう事と更に持たず、尽す事情は末代事情。満足与えてくれ。何でなる、更に持たず。この事情伝えて、又めん/\もしっかり定めてくれ。