明治二十九年十月十六日
島村菊太郎家内銀代身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ事情を以て事情を尋ねる。どういう事であろ。まあ十分の事情々々、どういう事こういう事皆通り来たる。身上の事情ありて尋ねた。こういう諭あった。又これまでさしづもあろ。どういう間違いであろと、さしづ頼りならよう聞き分け。いつ/\まで事情長らえて事情なら楽しみ事情、一時こうなればどうと案じる処あろう。よう聞き分け。これまで長々の道筋道すがら、どういう日もありた。これではなあ、一日事情以て事情という。これから年限長い間、あちらこちらあれこれ事情治まりたであろ。又身上身の悩むと思うは違うでなあ/\。よう聞き分け。皆内々それ/\親々一つ事情、よう聞き分け/\。成らんやあろうまい/\。どうで所に一つ身上に一つ所/\、名を一つというは、なか/\事情でない。どうでまあ、あちら治まればこちらなあ、なか/\よく/\心、何でもと言うた日から今日の日。この年限楽しみ、これから未だ/\、又内々改めて、これああと更々持たず、国々一つ早く治めてくれるようと。

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