明治二十九年九月十日
網島分教会長娘寺田コウ身上願

さあ/\尋ねる事情/\、身上に事情尋ねる。長らえ/\尋ねる処、まあ一時成り立つであろうまい。これまでどういう事も伝えたる。伝えたる処から日柄遅れる。日々の心皆それ/\であろ。一時さしづ取る。さしづはどういう事思う。よう行かん。さしづ通りすれば、さしづは行かんやない。よう聞き分け。大抵内々それ/\日々の事情はこら十分。まあ一時の処、身上からさしづ/\。変わりたように思わず、一時も思わんよう。事情先々長く/\なら急ぐやない。急ぐから事情出ける。事情出けるから理が沸かす。まあほんに長ければ長い心。いつの事であったやらなあと言う。又一つ道ありてよう/\治まりたる。この治まりたる道から、内々聞き分け。こゝから治めるなら、ほんに何やったぞいなあと言う。これだけ十分に諭したるで。

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