明治二十九年七月十日
東分教会上原佐助教会長そのまゝにして、副会長始め総役員一段改選して治め方伺
さあ/\だん/\事情を以て尋ねる処、いずれも/\元という。一つどう、見難くうても、元を失うたら台を失うたようなものである。元々の理、株たほかしたらほかした処から芽が出る。捨てるに捨てられん。ほかすにほかされん。難しい/\、難しい中を治める。元の理から一時という。この心めん/\胸に治めて、治めたら危なき怖わき事は無い。運ぶ/\。十分心を持って運んでやれ。元を失うたら、どうなるやら知れん。どんな事を失わにゃならんやら知れん。磨いてやれ/\。
押して願
さあ/\まあ/\一日を運びて、気が合わん。そも/\の道は危のうてならん。これはどうもならん。そも/\ではどうもならん。又々心を以て治めて立てる。一つの心の事情を以て、治めてやってくれ。さあ/\まあ/\一日を運びて、気が合わん。そも/\の道は危のうてならん。これはどうもならん。そも/\ではどうもならん。又々心を以て治めて立てる。一つの心の事情を以て、治めてやってくれ。
又押して
さあ/\尋ね返やす処、どうでも治まらん。どうでも行かん。めん/\から一つこうという、運ぶ中、間が有るによって、あれの言う事は根性の悪い事を言うなあ、その一つの道を通りたる。一人心改め。改めば治まる。退く心が働く心や。今一時という心、道のため一時心という理、どうなろうこうなろう治まる。早く/\得心さしたら治まる/\。さあ/\尋ね返やす処、どうでも治まらん。どうでも行かん。めん/\から一つこうという、運ぶ中、間が有るによって、あれの言う事は根性の悪い事を言うなあ、その一つの道を通りたる。一人心改め。改めば治まる。退く心が働く心や。今一時という心、道のため一時心という理、どうなろうこうなろう治まる。早く/\得心さしたら治まる/\。