明治二十九年四月十七日午後六時
平野楢蔵身上願

さあ/\身上以て尋ねる処、一時事情心得ん/\、どうも心得ん事情である。迫る迫る、迫る処心得ん事情である。道に於て一つ事情、いかな事情、どういう事、精神一つと言うも理、思うも理、皆んな一つの理の集まりたる。一つ理解くに解けん、掃くに掃けん事情身に事情一つ尋ねる。尋ねば諭しよう。思案してみよ。万事こうという、どうという。あちらへ外れこちらへ外れるから、一つめん/\からどういう事も早く駈け付いて、一つこういう次第からと言う。一時満足、大きい成れば、何ぼうでも大きい成る。早くどう、何でもこうと易い理によって、一寸事情陰に一つ言葉一つ理、日々所々からこうなりてあるのやら、どうなりてあるのやら、聞き分け。一時迫る。万事早く諭してくれ/\。身上迫ればどうと思う。案じる事はあろまい。事情思い/\遅れるから、一日の日早く/\。よう聞き分け。事情遅れる/\。言わず語らず諭し置く。早く事情諭してくれ/\。
桝井伊三郎より押して、前両名から運ばして貰って居る事情でありますや又外の事でありますや
さあ/\もうどれだけ仕切りに思えども、それは定まり難くい。あちらも掛かり、こちらも掛かり、どちらもどうと安心の日というは、何ぼう待ったてどうもならん。心にはある/\、運ぶ事情遅れたさかいに、どうという事無い。互い/\理立て、攻め合い/\、攻め合いあれば、心に何の楽しみ有るか無いか、よう聞き分け。ほんのこれまで微かの話聞いて、こう一寸なりたとほんの微かの話聞いて、鮮やかとは言わん。前々から刻限から諭したる。現われてある処治まらん。何の楽しみ有るか無いか、よう聞き分け。心の安い/\何の不自由でも、これより不自由無いと、これ聞き分け。あちら気に合わんこちら気に合わんというは、心あるからや。理に起って理に治まる。つい/\皆ほどふとりて来るから聞き分け。理集まるから、事情早く安心なる話聞かしてくれ。話もう一つして置く。言葉は言葉、罪は罪、罪はすっきり嫌い。その処世界から寄り来る。知らん間は話、話から頼りにして、今日の日は話。話は嘘でない/\。皆んな楽しんで聞き分け。間違いの理/\、これ一つ皆心寄せて一つの心、一つの心に暫くの処、理以て治めてくれ。あちら外れるこちら外れる。日遅れるから、どうもならん/\。日々待って居る/\。言葉無くば楽しみ無い。言葉で一つ、聞きよでどうなりた。日々悔しみ/\。一日も/\早くこうでありた/\、早く安心。互い心なりたら十分の安心働きがある。これ一寸話して置こう。さあ/\もうどれだけ仕切りに思えども、それは定まり難くい。あちらも掛かり、こちらも掛かり、どちらもどうと安心の日というは、何ぼう待ったてどうもならん。心にはある/\、運ぶ事情遅れたさかいに、どうという事無い。互い/\理立て、攻め合い/\、攻め合いあれば、心に何の楽しみ有るか無いか、よう聞き分け。ほんのこれまで微かの話聞いて、こう一寸なりたとほんの微かの話聞いて、鮮やかとは言わん。前々から刻限から諭したる。現われてある処治まらん。何の楽しみ有るか無いか、よう聞き分け。心の安い/\何の不自由でも、これより不自由無いと、これ聞き分け。あちら気に合わんこちら気に合わんというは、心あるからや。理に起って理に治まる。つい/\皆ほどふとりて来るから聞き分け。理集まるから、事情早く安心なる話聞かしてくれ。話もう一つして置く。言葉は言葉、罪は罪、罪はすっきり嫌い。その処世界から寄り来る。知らん間は話、話から頼りにして、今日の日は話。話は嘘でない/\。皆んな楽しんで聞き分け。間違いの理/\、これ一つ皆心寄せて一つの心、一つの心に暫くの処、理以て治めてくれ。あちら外れるこちら外れる。日遅れるから、どうもならん/\。日々待って居る/\。言葉無くば楽しみ無い。言葉で一つ、聞きよでどうなりた。日々悔しみ/\。一日も/\早くこうでありた/\、早く安心。互い心なりたら十分の安心働きがある。これ一寸話して置こう。

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