明治二十九年三月二十七日夜
刻限の次に平野楢蔵胸迫りし時の願

案ぜる事は要らんで/\。理から皆迫りたると言うやによって、早く/\道を/\。ほんの一言一寸説いたるから、この理に基づいてくれ。なか/\の道であったやろ。今までは思うて居ただけで、心に分からなんだやろ。そうやから何も思う事は要らん。よう思案してみよ。種を下ろして置いて、今年はよう出来た/\。これよう聞き分けて楽しめ/\。不足思い掛けたら、何ぼうでも不足思わんならん。三十日試してくれ。そうしたら速やか理が分かる。速やか分かりたら不足も要ろうまい。喜ぶ理を早く/\。今までこうでありました、これからはこうなります、先はこうなります、と、一つ/\括りの理を供えにゃならん。
押して、梶本の事情まさゑの事情伺
どうもならん/\、何をしてるのやら分からん。よう思案せ。何も知らん者ばかり寄って、これまで遠い所、古い所、何も知らん者ばかり、誰がどう、彼がこう、知らん者が難しい道を通りて成り来たる道、精神だけは受け取る。どうなるもこうなるも、こうという精神は受け取る。どうもならん/\、何をしてるのやら分からん。よう思案せ。何も知らん者ばかり寄って、これまで遠い所、古い所、何も知らん者ばかり、誰がどう、彼がこう、知らん者が難しい道を通りて成り来たる道、精神だけは受け取る。どうなるもこうなるも、こうという精神は受け取る。
又押して縁談順序
そらどうなりとしたらよいやないか。成らん事せえとは言わん/\。言うたとて成らん事はどうもしようあろうまい。よう聞き分け。どういう理で出てる/\。理から研究してみよ。どうしてもこうしても成らんと言うから開いて了うたもの。なれど、小さい時から寄り合うて来たから、皆それ/\親子という理は治めてある。兄弟の理も治めてある。皆々たんのうさしてある。そらどうなりとしたらよいやないか。成らん事せえとは言わん/\。言うたとて成らん事はどうもしようあろうまい。よう聞き分け。どういう理で出てる/\。理から研究してみよ。どうしてもこうしても成らんと言うから開いて了うたもの。なれど、小さい時から寄り合うて来たから、皆それ/\親子という理は治めてある。兄弟の理も治めてある。皆々たんのうさしてある。

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