明治二十九年一月十九日
紺谷久平目かいの障り願

さあ/\だん/\に及び来たる処の理、中に尽す運ぶ中に一つどうであろう。運ぶ中尽す中どういう理でなる、心に思う。心の理は早く発散。何も思う事は要らん。心に事情思えば理が回る。さあ/\これまでにだん/\来たる処一日という、十分の理に治まる。世上の処を見て、どういう事もこういう事も心に発散。案じる事すっきり要らんで。さあ/\所にて万事一つ気に掛かる心に事情理を治め。案じる事はすうきり要らん。案じると心に理が回る。案じる事はすうきり要らん。

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