明治二十八年六月二十七日
宇野善助身上願

さあ/\尋ねる事情/\、早くに尋ねば早くの事情、もうよかろうかと日々遅れたる。余儀無く事情尋ねる。尋ねば一つさしづに及ぼう。多くの中にも、何人という中の一人であろう。よく心の事情を改めてくれ。道のため尽した理は皆受け取りてある。受け取りてあるならこそ、これまでだん/\どんな難しい処も連れて通りたのや。さあよう聞き分けてくれ/\。あと/\案ぜる事は要らん。身上の処は一日経てば、やれ/\頼もしいという心を定めるなら、又一つ。ほんにという一つの心も浮かぶであろう。

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