明治二十八年九月二十七日
本席御身上腹痛み治まり、又本日右の足痛みに付願

さあ/\尋ねくれる。尋ねてくれるは又事情、さあ/\どうもこれ聞き分けにゃ分かり難ない。日々これより毎日勤める。又どういう事とんと分かろうまい。身上不足ありて一日の日勤める事出来ん。なれど、事情によって勤めにゃならん。足が歩めんとすればすっきりならん。よう聞き分け。未だこれから多くの中掛かり、日々伺いに来る。数々あれば一席二席三席という。縮めては勤まらん。よう聞き分け。一日勤めば何日ぶりも勤める。治めさす。よう聞き分け。前々より伝えたる心に治めあろ。一席の内三席事情という/\。よう聞き分け。願によっていろ/\ある。何ぼいろ/\ありても嫌とは言わん。さしづに及ぶ。よう聞き分け。願いしょ、所所治まる。所地所という、これならという、教会地所なら許す。地所買い入れという。よう聞き分け。今の処済んだ。一つだん/\放って置けば仕舞にはもう願わいでもよいというようになる。地所からそれ一つ買い入れ、一つ万事許し出してある。これから先心得、一度の処二度三度委さにゃならん。しんの処よく聞き分けにゃならん。席によりて何席勤める。出てする事は何席でも勤めさす。何日になりても瘉らんようでも、明日日速やか勤めさす。これ神の自由という。身の障り尋ねるから諭そ。又何席一席三席に向かう事情ある。よう聞き分け。使い得のような事ではならんで、ならんで。皆々心得のため知らし置く。

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