明治二十八年九月五日
富松たみ身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上の事情を尋ねる。さあ、まあ/\長い間とんと事情どうなる。よう/\の事始まり、一つのさいどういう事であろう。いかなる事も聞き分けにゃ分からん。分からんというさしづは鈍な者救けたいが理である。救からにゃならんが理である。事情によってどんな理、どうも一つと言う。取り損いの無いよう。一時どうではない。一寸一つ尋ねる処、それ/\のため為す事要らん。それ/\諭する。世界にはどんな理、どんな事もある。どんな理でも通らにゃならん。それ/\あるだけ尽すのに、どういうものと思うてある。これ思い違いの無いよう定めてくれ。世界難もいろ/\あろう。何故なる。尽した理、日々の理は受け取ってある。いつ/\末代、これから一つ聞き分けてたんのうしてくれるよう。