明治二十八年八月十日(陰暦六月二十日)
前川菊太郎本局より電信にて申し来たり上京の願

さあ/\尋ねる処/\、これは余儀無く事情一時上らにゃならん。一つ万事さしづして元という道筋々々だん/\事情、どういう事取り計り/\、又一つ事情、所々事情あって出越す処、難も無く一つ/\の理治まる程に。通る処さしづに及ぶ。一つ見れば鏡という。身が鏡でない。心が鏡というさしづ出たなら、改心々々改め。道を案じる事要らん。心置き無う行て来るがよい。

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