明治二十八年八月一日
山沢サワ腹痛に付事情願
さあ/\尋ねる処/\、小人の処身の障り尋ねる。何かの処分かろうまい。分かりて分かろうまい。分かりた処通り難くい。小人たる処親という/\道理聞き分け。親というは障りどうしたらよかろうとばかり、万事これまで諭したる。親となれば下々まで自由見てこそ、聞いてこそ。一時案じるようなもの、身上案じる事要らん。何度さしづ一つ/\何たる処一つ出てあるか、二つ出てあるか、皆掛かりてある。これまで言い難くい事もありた。その場は通り難くい事もありた。その場治まり何人あれど頼もしい一つ理これ聞き分け。言われん、通れん道である。通れるように成りて来る。どうせにゃならん、こうせにゃならん、ならなんだ。これから心という理親々聞き分けて、堅い事言うたて成りて来る。親々談じようて長い道支配々々と言うてある。神がしてみる。成程これであるかいなあという心治め。未だかい未だかい。長い事なら、又万事明らか一つ、安心なる処一つ、よう聞き分け/\。