明治二十八年六月二十三日
兵神分教会教会に何か違いあるので御座いましようか、又疑うや御座りませんが若い者が一人出ましたのであります、右事情伺
さあ/\尋ねる処/\、どうもこれ日々の中にどうむ心得ん。いかなる事情、互い互いどうも分からん。発散せん。出る者又入る者、疑うやない。よう聞き分け。出る者も入る者も疑うやない。これ聞き分け。幾分めん/\のもの、又中に取り直し、掛かる事いんねん、為す事いんねん。やれ/\これ事情払ろたか/\。勇んで来れば案じる事は無い。どうやろ、入ったんやろか。めん/\治め扱い尋ねる。尋ねば一つ諭し置こう。めん/\それ/\談じ合うてという処、一つこれ持って居れば、何も不都合はあろまい。これ一つ諭し置こう。