明治二十八年六月四日
桝井伊三郎母きく七十一才身上願

さあ/\尋ねる処/\、さあ身上これまで何度一つ/\さしづ/\以て、長い間道すがら通り来たる処、めん/\何も思わくあろまい。日々結構暮らす処、身上一つ心得ん、尋ねる。尋ねば、事情一つ諭し置こう。よう事情諭してくれ。長いと思えば長い。事情によって何処もこれだけ諭し、楽しみ一つ聞かし、不自由無きまで長いで長いで。頼り楽しみばかり聞かすがよい。
押して、世界の道願
さあ/\まあ何も急く事要らん/\。事情一時以てどういう事は無い。又候一つ事情変わらんというは、安心という。これだけ一つ諭し置こう。さあ/\まあ何も急く事要らん/\。事情一時以てどういう事は無い。又候一つ事情変わらんというは、安心という。これだけ一つ諭し置こう。

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