明治二十八年三月十一日
村田慶蔵普請事情に付願

さあ/\尋ねる処/\、まあ尋ねにゃなろうまい。一時どうという処あろうまい。なれど多くのぢばへ、いずれ一つの理から出て来る。一時と言うまで。一時疾うから又一時でないと思う。尋ねる一時、こうして居たならと言う。するならいつなりとするがよい。その心でするがよい。
押して、外にという処願
さあ/\尋ねる処、さあ/\まあ一寸建てゝ十分、一寸大層と言う。そこで話し掛けて、所で思い付き、先で此処という。こうして置こう処なら、何時でも許し置こう。
さあ、もう一つ思やん/\/\思やんして心静め。一時こうと言うた処が、一時心治まらせん。

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