明治二十七年十一月四日
堀内与蔵伜菊松願
さあ/\尋ねる処/\、さあ見て分かろうまい。さあ身の処左程どうもこれという理、日々治まり難くいと尋ねる事情、聞き取らさにゃならん。一時案じる事要らん。案じる事あってもなろうまい。よう修理々々と言えば、前以て修理。元に十分修理すれば、十分実がのると言う。早く取り替え。
押して
さあ/\分かる/\。よう何人の中大勢の中、よう修理。何にも難しい事ありゃせん。身に掛かり掛からん。昼という、一日という、わたるまい。それさい分かれば、頼もしいもの。自由のものである。これをよう聞き取りくれ。さあ/\分かる/\。よう何人の中大勢の中、よう修理。何にも難しい事ありゃせん。身に掛かり掛からん。昼という、一日という、わたるまい。それさい分かれば、頼もしいもの。自由のものである。これをよう聞き取りくれ。