明治二十七年五月二十一日
上西休治郎妻身上願(兵神部内)

さあ/\尋ねる事情/\、身上には、まあ一時どうと案じる事要らん。案じる事要らんが、よう聞き分け。他に事情心を以て他に事情心を以てどうという処というは、分からず/\。道と言うて、そんなら治まりて治まるものやない。天然の理、先行たさかいにどう、後から行たさかいにどう事は無い。そんだら、行かいでも大事ないと思う。そうやない。心だけ。人の歩めるだけ、心だけ。精神出せば、遠く所といえど、案じの道どころやない。道を聞き分け。今年行たら、又一年経って、他に行たさかいにどうという事は無い。めん/\心だけはっちゃ付かせんで。めん/\聞き分け。聞き直さにゃならん。遠く道ある。二三年後分からん。道聞いて、この中に多く/\道治まる。治まり掛けたら、一時に治まる。遠く所、日々受け取る。遠く所運ぶ事情は受け取る。なれど、内々どうもならん。一時障りという、一寸案じにゃならんような道になる。これよう聞き分けてくれるよう。
押して願
さあ/\暫時の間、心頼もしい持って掛からにゃならん。心頼もしい持って掛かれば、いつ/\まで皆治まる。さあ/\暫時の間、心頼もしい持って掛からにゃならん。心頼もしい持って掛かれば、いつ/\まで皆治まる。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です