明治二十七年五月七日
深谷源次郎身上願(左腰から足まで身上)
さあ/\尋ねる処/\、身上の事情心得ん。尋ねる/\。さあさしづ貰う。さしづする。さしづ通り諭と言う。そのまゝの理、めん/\の心の理一つこう、事情一つだん/\諭する。幾日から幾日の間、世上こうなら、めん/\こう。所々名もある処に、名を一つ聞く。一つの身のため道のためから、いかゞ判然の理悟り難くい。心の理どちらにも合わせられる。よう聞き分けてくれ。人の心何時悪にあらず、その理取りようが難しい。道にその理心に治めて成程理。どちらの理にも付くなあと言う。こう難しいてならん。十人の息一つの理になれば、世界の理。身上案じる事は要らんで。案じてはならん。