明治二十七年五月四日
梅本善七長男永治十才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、もう尋ねるまでの事情のもの。これまでいかなる事聞いて居る。一つ成程聞いて、何の印もなあ、これ持たず、こういう事ではならんという心持たず、皆諭する理に皆籠りある。これだけ印なあ、どれだけなあ、これ持たず。こういう事あるによって、話事情、かりもの話聞いて、成程定めてある。よう聞き分け。どんな事ありたて、どうむならん。生まれてからならという理分かれば、前生さんげとなる。又いつの事、同じようではならん。事情定めて運ぶなら、又ほんになあという理、遂に現われると諭し置こう。