明治二十七年四月五日
中西荘六身上願

さあ/\尋ねる処/\、さあ尋ねる事情余程大変なる事情であろ。一時尋ねる処もうどうでも一つ事情、これまで幾重の道を通り、だん/\運びやれ/\楽しみという一つの理。今一時身上という、どういうものと思うやろ。これまでだん/\運び尽した理は、無になるやない程に。流れになるやない程に。いかなる心も定めてくれ。治めてくれ。なれども、後々万事何かの処、いかなる事情も治めてくれるよう。さあ/\早く/\事情々々。

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