明治二十七年三月二十二日
坂口元吉身上願
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情、よう尋ねる事情、又しっかり伝えてくれ。一時以て尋ねる身上、だん/\案じる。余儀無く事情、このまゝ事情と思わず、早く事情、身の処不自由でなって、今で心にある程に。改めて早く一つ事情、これまでどうなりこうなり運ぶよう。事情諭し置こう。日々暮れを待つが楽しみ。
押して願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\もう一度こう事情、定める処、事情さえ速やかなれば、所を変えて治まる。身に事情あれば、治まり難ない。日々の処治まるよう、身上どうなり世話を改めさせるよう。先々飽くまで一時の理を運ばしてやるがよかろう。さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\もう一度こう事情、定める処、事情さえ速やかなれば、所を変えて治まる。身に事情あれば、治まり難ない。日々の処治まるよう、身上どうなり世話を改めさせるよう。先々飽くまで一時の理を運ばしてやるがよかろう。