明治二十七年二月十四日(陰暦正月九日)夜
山中とめ身上願

さあ/\/\尋ねる事情身上というは、これまでだん/\どうも一時という事情から、暫く今一時大層とも言うなれど、一寸事情という。これまで事情聞いて居るなれど、治め難くい事情であろう。一人が一つ、二人が一つ、三人が一つ、運べど尽せど、遅れて/\十分遅れたら、さしづは随分さしづする。分かり難くい事である。大層と言えば、案じる。これまで幾重のさしづ。なれど踏ん張る。国々の理を追うてみよ。所々の理を見よ。これ一つ理を聞き分けて、一つの理に聞かす。内々事情話してくれるよう。

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