明治二十一年七月三日午前九時
寺田城之助四五日前より腹下り又妹コウ並びに親両人共咽喉の病に付願(この時寺田半兵衞おさづけ頂く)

さあ/\/\/\第一一つ、第一一つ前々一つ身の処、さあ/\障りや、まあまあ障りや。一大事々々々。身の処速やかよう聞き分け。内に一つ事情、あちらが些か、こちらも些か。早く急いで一つもう一段。さあ/\いかなる事情、さあ/\たすけ一条内々一つ、速やか一つを、神水として授けよう。水のいんねんと言うて聞かそ。しっかり受け取れ、さあ/\しっかり受け取れ/\。あちらもこちらもどれだけの心尽す。身の障り心通りの身の悟り。案じは要らん。心置き無うさしづする。

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