明治二十七年八月二十七日
中山会長より清水与之助願の事に付御願
さあ/\変わりた話/\、どういう事も変わりた話/\。心又一つ日々の処、ほうと思うた事/\、あちら一つ立てやう/\立てやう事から、辛抱一つ治めよ。辛抱一つ治めよ。道の中に暗き道ありてどうもなろうまい。暗き道はこれまで。これ治まれば治まる。めん/\心に取りて、国々一つ道に一つ思い開く道あろうまい。なれど、一名こうと言えば、一寸重なりて一つ成り立ち、万事掛かりて一つこれまで艱難道心に浮かまん。一時取り直す事、法と思われまい。なれど、あんな心どういうもので出した。これ一つ聞かしてくれ。又尋ねさしてくれ。いかな道あるとも分からん。
さあ/\尋ね出るがよい/\。尋ね出たなら心に発散。心に見せられず、これ忘れられん事情以て、先々まで何時なりと、夜々尋ねて出るがよい。