明治二十七年八月十七日
神沢瀧蔵身上願

さあ/\尋ねる処、どうも身上心得ん事情尋ねる。又一つよう事情聞き取れ。身上不足無けりゃ、何も思う事あろうまい。どういう事も聞き、こういう事も聞き、身上鮮やかならん。実際かりもの、かりものの理を聞き分け。事情の処では大変苦しむ。こうなったら世界に対して、なあ、世界にいんねん事情諭す処から、内々よう聞き取れ。これ前生いんねんのさんげと言う。よう事情聞き取ってくれ。

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