明治二十七年六月二日
村田すま身上願

さあ/\尋ねる処/\、身上に心得ん。不足なりたる処、日々の処、思う事はあろうまい。心に事情定めて、夫婦の中定めても居るやろう。身上不足なりたる処、心にこうと思う処と、二つの事情を取り比べてみよ。人から見てあゝ偉いものやなあと言うまで。二つよう見比べてみよ。夫婦二人の中、身上から定めた中やろう。年限の経ったる処より見分けてくれ。もう余程の事とさら/\持たず。身上案じる事は無い。案じてはいかん。

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