明治二十七年五月八日
山沢為造身上なり、又この間より小人ミキノ、サワ、為信身上事情より願
さあ/\尋ねる事情/\、日々の処にて、見れば一つ、聞けば一つ、事情一時の処にて身上変わらん。一つ思う処、これ事情。これまでさしづ、二度三度でなく、皆諭してある。又一つ差し掛かり、小人身上どういう事、よう聞き分けにゃならんで。どんな事情、どんな中皆連れて通ると諭したる。又めん/\家内何一つも不足あろまい。小人どういう事と思う。何も案じる事要らん。事情一つこうと治め掛けたる処、今の処これでは/\思う。思わず、一年先又二年先、だん/\先楽しみ、子供成人楽しみと、これ一つ行く/\楽しみ、これ楽しんでくれ。又先長いなあ、これ家内に一つ聞かしてくれ。見れば、これ一つ掛かる。これまでさしづからじっとじっと寄りたる。大丈夫という一つ事情。さあ/\案じる事要らんで。