明治二十七年五月七日
元稲田の地所地均らしの願
さあ/\まあ話のように思うて居た。日柄延びればどうであろう思うて、一度の話一寸には行かん。どうでも、日が一寸延びる月が延びるだけ、思わく通りして了う。なれど、入り込みあちら、あちらへ無理、こちらへ無理、大き心に成ればして了う。どうやこうやろう、一日の日楽しんで一つの心、どんな所も危なきは無い。心という理、はあん、どうや知らん、日々どう、それではどうもならん。これまで話伝えて、これから話したら、敷に掛かりどんな事委す。どちら思わくにするがよい。許し置こう/\。