明治二十七年二月十二日(陰暦正月七日)夜
本席御移り祝十日十一日両日の願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\一日二日、両日尋ねる処、願通り談じ合い、道理速やか許し置こう。さあ/\皆々勇めば勇む。さあ始める、始まる/\で。又始まる/\。皆勇んで運んでくれるよう。
又分教会長重立つ役員を本席宅北側御座敷にて御神酒を頂きそれより本部の二階にて饗応する事願
さあ/\尋ねる処/\、皆尋ねにゃ分からん。こうと思うたとて、尋ねゝば分からん。尋ねてさしづ通りすれば、皆一つ/\治まる。尋ねにゃ間違う。間違えばいずむ。どうなるとも分からん。席を立てたる事情によって、こうと言う、又こうと言う。軽くして事情という。日々心の探り合い、理に中らず、探られて能わず、尋ねてさしづ通りすれば、間違わん。誰が気障りも無い。愛想も品も無い話や。遠い所より楽しんで出て来る。又見て来うかと言う。これはどうもならん。遠くより出て来る処、その日は皆許す。入る事ならん。遠くより出て来るとは、必ず言うやない。一間だけは入るのは構わん。なれど寝間をしたり、ざわ/\したり、物持って入る事はならん。席一代の理、取次側へ寄れんような事ではいかん。それでは、扱い人とも言えん。同座に許し置こう。入ろと思えば入られん。覗くばかりやで。足後向けるやない。何処へ行けん。どの間へ入られんと言うのやない。よう聞き分け。親里、をやの内へ戻りて来るのや。これだけ諭したら分かるやろう、さあすっきり委せ置こう。さあ/\尋ねる処/\、皆尋ねにゃ分からん。こうと思うたとて、尋ねゝば分からん。尋ねてさしづ通りすれば、皆一つ/\治まる。尋ねにゃ間違う。間違えばいずむ。どうなるとも分からん。席を立てたる事情によって、こうと言う、又こうと言う。軽くして事情という。日々心の探り合い、理に中らず、探られて能わず、尋ねてさしづ通りすれば、間違わん。誰が気障りも無い。愛想も品も無い話や。遠い所より楽しんで出て来る。又見て来うかと言う。これはどうもならん。遠くより出て来る処、その日は皆許す。入る事ならん。遠くより出て来るとは、必ず言うやない。一間だけは入るのは構わん。なれど寝間をしたり、ざわ/\したり、物持って入る事はならん。席一代の理、取次側へ寄れんような事ではいかん。それでは、扱い人とも言えん。同座に許し置こう。入ろと思えば入られん。覗くばかりやで。足後向けるやない。何処へ行けん。どの間へ入られんと言うのやない。よう聞き分け。親里、をやの内へ戻りて来るのや。これだけ諭したら分かるやろう、さあすっきり委せ置こう。

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