明治二十七年一月十三日
山沢為造子供身上より為造の身上も共に申し上げ願

さあ/\尋ねる処/\/\、身の処に不足なる、又不足なる家内々々小人どういう処思う処よう聞き分け。一寸今の間どうもなろまい/\。これまでそこえ/\心運び、一つ/\たんのうさし喜び、今一時どうもならん。子供盛り一つ聞き分け。とんとなあ/\事情なあ、日々であろ。又々子供すれば又々日ある。長く事情以て先の楽しみ一寸思わず、これは思う/\中に、一つ治めてくれ。万事々々映したい事情来たなら治まる。いつの事と分かろまい。なれどその日近づく。先の日楽しみ、今子供盛り、とんと心に嵌まろまい。よう聞き分け。前に一つ話して、理を以てこれまで通したる。すればたんのうして通るなら、先々案じる事要らん。これよう聞き分けてくれるよう。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です