明治二十一年六月三日(陰暦四月二十四日)十時頃
本席御障りに付おさしづ

さあ/\日柄々々だん/\と言うて、これまで話て置いた。さあ話聞いてるであろう。先々幾重、どういう事も聞かす。一寸身の処へ早く急ぐ。一つの順序ある。障り身上一条、一つ尋ねゝばなるまい。まあ/\世界の道も運ぶだけ、皆一つの事情、よう聞いてくれ。一時今から一つの事情、どうせとは言わん。一つ事情分かり難ない。刻限理を以て話する。これまで急ぎ立てる理、早くかんろだい。珍し事言い掛け、又始め掛け。かんろだい一条、世界にある事は言わん。これから神の言うようする事、だん/\聞かす。だん/\経ち来たる、判然理分かり難ない。これから天理運ばねばならん。世界事情、世界ある道は要らんで。せいでもよいものや。通るに通られん。世上理に迫る。一寸一つのさしづ、いつ/\まで一つ事情、事情はかんろだい。早く成る成らんではない。連れて通る。世上の理、世界の理、この事は五十年以来一年理を見て、どういう分かり、古き者を迎い取り、一寸心に掛かる。一つの理治まる神一条。大切な理というは古き者や。新しき者や。一人ではない、皆いんねん。古きの理失う、理失う。ようこの理聞かさねばならん。身に追々すみすみ、心を以てかんろだい。理を聞かす。又々刻限待ちて知らそ。

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