明治二十六年十一月二十二日
山口安太郎四十二才身上伺(天清三番講元)

さあ/\尋ねる事情/\、身上一つ尋ねる処、よく事情諭してくれねば分からん。何の事情以て日々運ぶ。何の事情で尽す。よく聞き分け。これだけの身上々々、身上大層なる。もうどうでもならん、どうでもならん、日々思う。これまで運ぶ、切なみ、けういに向いたる、これよう聞き分け。他に諭すれば、めん/\も無けにゃならん。めん/\無くば結構。有りては、どうしょうこうしょう、こら出来ん。又かりもの諭す、いんねん/\ならと言うて了えば、どうもならん/\。いんねん生まれ更わり諭すやろ。諭せば、めん/\事情これ治めてくれ。身上一時大層なれど、一時どうではない。早く聞き取りて、諭してくれるよう。

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