明治二十六年五月九日
深谷源次郎身上願

さあ/\尋ねる処/\、身上に心得ん理以て尋ねる処、いかなるも聞き取れよ。いかなるも悟れよ。どういう事も世界講社という。一名一人理以て治まりたる。万事諭そ。いかなる事も聞き分け。万事聞いて、一日鮮やか言わん。長らく事情であろまい。障り、長らく事情であろまい。どんな事も、この道始まって何箇年経ちたる理、聞き分け。何処から出けた理やあろまい。道はたゞ一つの道であろ。それより今の道であろ。心得のため諭そ。理は空に持たず、心に持って一つ伝えば、苦しみは無い。身上心精神、早く治めてくれ。身上案じる事要らん。これ一つ、早く聞き取りてくれるよう。

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