明治二十六年四月十九日
山田吉之助願

さあ/\尋ね事情/\、前々よりさしづ。さしづには間違わんなれど、よう聞き分け。前々掛かりという。身上から付き来たる処、よう聞き分け。一時の処は、案ぜるやろ。なれど、案じてはならんで。遠く所から遙々尽す処の理、心の理、日々という。成らん中より聞き分けて、日々という。どうでもこうでも、手入れという理が、聞き難くい理を聞かす。聞き難くい理を、鮮やか聞き分けるなら、身上も鮮やか。草木の中にもだん/\ある。山木に枝有りてはならん。庭木に枝無くてはならん。この有る無きの理より、手入れの理も聞き分け。何も身上案ぜる事要らんで。

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