明治二十六年十二月十六日昼十二時頃
本席昨夜歯痛み頭痛に付願

さあ/\一寸身の処に心得んと言う、事情と言う。いかなる事であろう。それ/\尋ねる処、何も案じる事要らん。又万事事情と言う、又日々と言う。一寸もう十分なる処治め、楽しみ事情暮らして居る。どうがよかろうこうがよかろう、一つ治めて十分なる事情なれど、一つ諭して置かんならん。とんと気の養い諭し置き、理治まりたる日の中替わり番して大切は受け取る。とんと事情構わず、日々替わり番十分理である。これまで世界何時とも分からん。越したるよう聞き分け。日々の処どうしようこうしよう間も居てくれるが事情、強ってというは気の養いにはならん。もうかり言わんよう取り扱い、これまでしぶ/\治まり、これから先何処に居るやらなあ、というようにして、日々取り扱いしてくれるよう。

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