明治二十一年五月二十一日午後四時
平野楢蔵願

さあ/\いかなる/\、さあいかなる、だん/\いかなるも思やんを定めて。先ず先ずの処、身上を急くと/\。身は急くやない。心を急くで。心急くやない。今一つの処も、一つ/\の間という。どう成れと、こう成れと思え。身は急くやない。先ず/\思い立ちたる処、急くやない。神の道/\あればこそと思え。内々の処へも、身は急くやない。どう成れ、こう成れの理を聞き分け。中間に一つの理が無けりゃならん。又々の理、これ案じてもようない。どれやろうが、これやろうがの理が理。

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