明治二十一年五月二十日(陰暦四月十日)
清水与之助右腰痛に付東京より願
さあ/\事情一つの理で話て聞かそ。さあ/\/\しいかりと聞け。軽き/\道や道や。遠く/\/\この話の理をしいかり聞き分け。長らくの処心急く。まあ一度戻りて、こうや、あれはあゝやと話する。又々それ/\からも、まあ/\遠くの所遠くの所/\、ようまあ/\/\と言うて、今の処はこうや、どうやと言うで。皆皆寄り合うて、又一つの道運ぶ。さあ/\人更わる/\/\/\。さあ/\皆々追追に替わりて運ぶ。一つ急えて聞かさなならん話もある処、まあ/\一度戻りて話し合い、皆々談じ合い、さあ/\一つ難しい処の理を運ぶよう。