明治二十六年十月十六日
山名部内益津支教会所外四箇所開筵式に付、これまで仮教会事務所より新築せし教会へ御遷座するに付、道中厳謹にして装束にてお迎え伴する事情に付願

さあ/\尋ねる処/\、さあ/\まあ/\願わくなら重々心、どうでもと思う。どうしてこうしてと言う。どうしたさかいに、ひいそにしたさかいにと言うてどうではない。よう聞き分け。事情その時/\事情に委せ置く/\。何も大仰は要らん。大き事大きしたさかいにと言うて遷す事出けん。理治まりたら同じ事。事情ひいそにしてどういう事こういう事、かえりて治め難くい。いかにもなあ/\、理治まりたら急く。大き理に成る。世上する理に通らんならん。彼処にどうしたためにどう成る、こうしたためにこう成りた。日々薄くなるは世界理、一人々々世界、これだけは聞き分けてくれるよう。

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