明治二十六年九月三十日
村田幸助妻すま身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上心得ん事情から尋ねる。いかなる事情という処尋ねる。まあ大抵どうなりこうなり、万事治まりある処、もう一段と言う。どれがならんこれがならん、こら言わん。勤まる心という理治まる。又難しい理あるによって、先深き事情あるによって、未だ先年限事情万事いかなるも引き受け。あちらから事情言う、こちらから事情言う。難しい。難しいと思えば難しい。事情裏表無く同じ理。どちら眺める、こちら眺める中、二つ無く、一つ理見難くい事面倒い面倒い事情と言う。又、楽しみの中、身上は案じる事要らん。しいかり聞き分けてくれるよう。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です