明治二十六年八月十九日
四五日前より本席両足少々痛み事情に付願
さあ/\事情尋ねて、事情以て事情尋ねる。さあ/\まあ一寸暫く休んで居る。悠っくり休む処事情ある。とんと心得ん。どうであろう。身上事情あれど未だ/\暫くと言う。事情以て、強う身上速やかなら、運んで尽した処、一日の日に何度事情も働かしてある。暫く心休み、身上一寸心得ん処ある。これは一寸々々障る処、これより始め掛けば、切り無し運ぶ。なれど運び掛けたら、切り無し運ばんならん。これから先運び掛けたら、続かさにゃならん。休み中すっきり聞かさんが、休み余儀無く事情取り扱い、事情取り次がにゃならん。余儀無く事情一寸話すれば、放って置かれん。一つには一時席に尋ねる処、どんな事一時許し置くによって、尋ねやりてくれるがよい。
前日より本席運ぶ人五人程ありますが、これは余儀無き御方に思いますから如何と願
さあ/\尋ねる事情/\さあ/\すっきり休中と言う/\。余儀無く事情、知らず/\大層と言えば大層なれど、生涯の理一つ尋ねる処、事情一寸運んでやろう/\。運んでやるが、今一日一時ならん。明日早朝みて運んでやるがよい。さあ/\尋ねる事情/\さあ/\すっきり休中と言う/\。余儀無く事情、知らず/\大層と言えば大層なれど、生涯の理一つ尋ねる処、事情一寸運んでやろう/\。運んでやるが、今一日一時ならん。明日早朝みて運んでやるがよい。