明治二十六年八月四日
本席身上願

さあ/\尋ねる処にては、一寸事情諭さにゃならん処ある。変わった事や/\。一寸暫く。日々の処運ぶ処にて一寸暫く休みと言う。一寸不足一日やない。朝という、身の処切なみ、夜明けて事情、身の処切なみ。夜明ける、楽になりたと言う。よう聞き分け。どれだけ運んだとて、身の処不足なりたる処、夜明けると案じる。どんならん。日々勤め通しも同じ事。言葉を聞けば心に掛かりて運ぶよりも、心の疲れ日々と言う。暫く休ますがよい。めん/\の方から、用が無いかと言うまで休ますがよい。

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