明治二十六年八月四日
高安分教会より雨乞いの願(五箇村の村長惣代村民より願、昨日おさしづに基き、世界の雨乞いの事情も心得のため願)
さあ/\尋ねる事情/\、何でも彼でも尋ねにゃならん日が出て来る。どうでも思うように行かん。どんな妙も外れる。外れたらならん。名も高きと言うて世上と言う。事情ありて尋ねる。どんな処でも一時見捨てゝも居られん。真実分かる。映りてあって未だ/\覚束ない。世上という道を通りて居るからは見捨てゝ居られん。一つの話も伝え。あら/\諭してそれより所々と言う。よう聞き分け。所々心だけ通りてくれるよう。ようこれ一つの事情又々一寸印という。ほんの印だけと言う所もある。結構と言う所もある。一つの声が始める。空より雨という結構未だ先と言う。自由は日々にある。何故と言う。日々に皆心の理にある。雨止めるやない。雨あたゑと言う。これ聞き分け。所々国々それ/\の所捨てゝも置けん。又世界の事情運んで置かんならん。これだけ諭し置こう。
押して、教会内にて致しますか又領内を廻りますか
さあ/\所には皆これ一寸々々の仮印を置いてある。それより始め掛けて皆心だけ尽さにゃならん。一寸仮印置いてある。三日なら三日という日を切り、長う切るやない。印無くしてなあと言う。どうも印ある、又掛け直してと言う。これ一寸諭し置く。さあ/\所には皆これ一寸々々の仮印を置いてある。それより始め掛けて皆心だけ尽さにゃならん。一寸仮印置いてある。三日なら三日という日を切り、長う切るやない。印無くしてなあと言う。どうも印ある、又掛け直してと言う。これ一寸諭し置く。
押して、おかぐら道具を揃えて致しますか
さあ/\たゞ雨乞い言葉だけ許し置こう。道具を揃えてするのは未だ分かり難ない。ちゃんと雨乞いは雨乞いだけの事情を許してある。さあ/\たゞ雨乞い言葉だけ許し置こう。道具を揃えてするのは未だ分かり難ない。ちゃんと雨乞いは雨乞いだけの事情を許してある。
押して、教長よりお勤めの仕方御願
さあ/\尋ねる処/\、朝一座、夜一座、これだけ許し置くによって。
さあ/\教会の内らで朝一座、夜一座。所々にては、何で元真実所々、心だけ運んでくれるよう。明治二十六年八月四日